2011年 09月 28日
2011年の東京③
ホテルにチェックインしたのは午前3時をまわっていた。分倍河原のいごっそ、府中の古巣を梯子して倒れこむように眠った。仲間たちもなにも変わっていない。
いやな予感で目を覚ますと、11時55分。チックアウトが12時だったので、風呂も入らずあわてて服をきてロビーへ。ひどい二日酔い、歩くのも嫌だった。そのままマロシェンクでカレーセット。あの頃毎日食べていたカレーだ。なにも変っていない。
少し落ち着いたので、青春の街を散歩した。桜通りまで歩いて昔すんでいたマンションを眺めた。神戸に住み慣れたせいか、起伏が無い街だと改めて気付いた。桜通りはあの時と同じ匂いのままだった。何も変っていない。
桜通りの一本下に毎日通ったガラという喫茶店がある。上の写真はそのガラ。マスターはジョージ・ハリソンにそっくりだ。携帯も持っちゃいないし、インターネットなんかしない。少し痩せていたかな。息子はもう大学生だと笑っていた。なにも変っちゃいない。ここでニーナ・シモンをきいてごらん。あなたはどんな気がするだろう?何も変ってない。
大国魂神社の参道から千葉にいる親友に電話した。奴は弁護士だがすぐ東京駅まで来るという。昔はガンジーなんて呼ばれてた。二日酔いの俺にたまに会ったんだから新幹線の時間まで酒でも飲もうという。結局、何も変っていない。
いつになったらなにかかわるのだろうか?
by bar-dylan-life | 2011-09-28 16:49 | in my life